Sounds Like Silence
John Cage
Spector Books, 2012
ソフト・カバー
ドイツ、HMKVで今年始めに行われた、作曲家/理論家/アーティストのJohn Cageが提唱した静寂(Silence)の概念を主題にした同名エキシビションに併せて刊行された大判本。”完全な静寂は存在しない”という彼のステートメントを、戦後前衛音楽のパラダイム・シフトとなった、1952年初演の4'33"のオリジナル・スコアやCage自身によるその変奏、派生形、1962-1992年の間に作られたこの‘サイレント・ピース’の続編などを織り交ぜて検証します。
英語の本文にドイツ語の補足がつきます。