’06年の夏に公開され、数々の映画賞に輝いた劇場版アニメーション「時をかける少女」。
映画のヒットを支えた、山本二三美術監督の実写に勝る背景美術画を完全収録。
さらに、デジタルとの融合により極限の表現を可能にした技術をわかりやすく解説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/二三
1953年6月27日生まれ。長崎県五島市(旧 福江市)出身。78年日本アニメーションにて若くして、テレビシリーズ「未来少年コナン」の美術監督に抜擢される。81年劇場版「じゃりン子チエ」や、86年「天空の城ラピュタ」、88年「火垂るの墓」美術監督を経て、テレコム・アニメーションフィルムに移籍。89年「リトル・ニモ」でアートディレクターを務めるなどして、独立。その後97年「もののけ姫」、2004年「ファンタジックチルドレン」などの美術監督を経て、06年、美術集団「絵映舎」を創設。若手の育成にも力を入れている。07年8月には初監督作品となる「ミヨリの森」がTV放映される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)