ドイツ・アンティーク - 実働品 - German Bakelite Telephone【Black】

1950〜60年代のドイツ製。ドイツ版の "黒電話" です。
目に見える部分は全てベークライト製で【アイボリー × ブラック】の2トーン。
>> （現在、逆カラーバージョンもございます）

ドイツ製らしいデザインと、上質のベークライトの質感が相まって、なめらかで綺麗なフォルムを形成しております（マイナンバーホルダー付き）。ここまで完成された見た目だと、なぜか "おいしそう" な感じがしてきますね。

今日では携帯電話 → 携帯電話の通話が一般的になり、ほとんど使用されなくなってきた固定電話ですが、世間体（ = 信頼性）、通話料的になかなか生活から排除できません。
そんな滅多に使用しない（？）電話だからこそ、デザイン重視で、インテリアとして選びたい所ですが…
何よりも今回の電話、理由は後述しておりますが、 "黒電話" として実用できる電話となっております。（すごく厳密に言うと）デジタル通話品質に慣れた方からすると少しは劣りますが、普通に発着信＆会話が出来ます。


そして、着信時はノスタルジックな音で "渋く" シッカリと鳴り響きます。

鳴り方は…
始めに『ジリン！ジリン！ジリン！… 』とテンポ良く6回ほど鳴った後に一呼吸置いてから…
『ジリリリ〜ン！！　…　ジリリリ〜ン！！』とロングバージョンに切り替わる優れものです。


この電話は、1940年代〜60年代にかけて生産されていたデザインで、バラバラにした（消耗品以外の）パーツを一つ一つ丁寧に磨き直したり、各部メンテナンス後に組み直したほぼ全てがオリジナルパーツです。
その際、日本で使用出来るように内部パーツの一部を交換＆調整済みですので、日本国内のダイヤル回線（ダイヤルパルス信号）式の電話回線をお使いの方でしたら、どなたでも問題無く使用出来るようになっております。

"消耗品" とは、まず受話器コードです。これは質感にもこだわり、木綿巻きの黒コード交換済みです。長さもたっぷり115cmございます。
モジュラーケーブルも日本で一般的な【RJ-11】の付属したの新品ケーブルに交換済み（長さ290cm）です。


◆SIZE◇
受話器を置いた状態で【H:15.5cm × W：24cm × D：19cm】
底部のみ（最後の画像） 【W:16cm × D：19cm】
総重量:約2kg