「どうすればもっと売れるか考えろっていわれても、何から手をつければいいんだろう?」「こんなに一生懸命話してるのに、なんでわかってくれないんだ!」仕事の現場では問題が山積みです。本書は、数字から問題を発見し、数字をベースに解決策を考え、数字を使って相手の納得を勝ち取る“数字のプロ”公認会計士ならではの「数字を味方にして問題を解決する力」がだれでも身につく1冊。マーケティング、時間管理、プレゼン、セールスなどの身近な題材を通じて、自分の力を何倍にも高めてくれる数字とのつきあい方がわかります。
著者からのコメント
「ビジネスマンは数字に強くならなければならない」と言われ、
書店には多くの会計本が並ぶようになりましたが、会計本をいくら読んでも
「数字は難しい」「数字が苦手」と感じているビジネスマンの方は多いと思います。
なぜ、数字はむずかしいのでしょうか?
なぜ、会計の本を読んでも数字に強くなれないのでしょうか?
それは、ビジネスで数字を使うときの基礎となる数字の使い方を学ばずに、会計、ファイナンス、
マーケティングなどの「知識としての数字」を学ぶことに一生懸命になってしまうからです。
問題を解決するために本当に大切なことは、誰でも知っているシンプルなことです。
とはいえ、本当に大切なことはなかなか気づくことができずに、さらなる知識をもとめてしまいますが、
そこから有効な答えを見つけることは難しいでしょう。
問題を解くための道具はすでにあなたの中にあります。
本書を通じてみなさまが、数字に縛られるのではなく、
数字を上手く使って人生をより良い方向へ進めることができるようになれば、
このうえない喜びを感じます。