7歳のドニーの家に飛行機のエンジンが落下、彼のまえに現れた銀色のウサギが、「あと28日で世界が終末を迎える」と予言する。
そんな不可解なオープニングで始まる本作は、脚本に惚れこんだドリュー・バリモアが製作し、自らも教師役で出演している異色のサスペンス。
ウサギ(と言っても着ぐるみをかぶった謎の人物)の出現以来、ドニーの周囲ではさらに怪しげな事件が続くが、登場人物の何気ない一言や、背景の小道具などに結末への伏線が隠されており、画面から目が離すことは禁物だ。
そして、タイムトラベルの概念にとりつかれたドニーに訪れるのは、あまりにも衝撃的なラスト! 1980年代のポップなカルチャー、音楽が効果的に使われ、『ムーンライト・マイル』の主演などでハリウッドの若き演技派の道を突き進む、ドニー役ジェイク・ギレンホールの、ミステリアスな存在感も魅力。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
2001年のサンダンス映画祭を沸かせ、世界中で熱狂的なファンを生み出した衝撃的リバースムービー。ある晩、17歳の高校生、ドニー・ダーコの前に銀色のウサギが現れ、世界の終わりを告げた。
目覚めると、彼の腕には[28:06:42:12]の文字が…。
内容(「Oricon」データベースより)
不可思議な銀色のウサギが17歳の少年の前に現れて世界の終焉を告げる…。
リチャード・ケリーの脚本にドリュー・バリモアが惚れ込み、映画化が実現したリバース・ムービー