その名の通り、月明かりの電球です。明るさが満月と同じ約0.2 ルクスに調整されており( 1 -2 m 離れた場合)、また表面には月の陰影が表現されています。この明るさは会話がしやすい、精神が安定する、眠りにつきやすいなどの効果があるとも言われています。月の陰影の模様は、プリントではなく、影。中には、フィラメントでなく、月の模様がプリントされた豆電球が入っており、その影が表面の電球に投影されるという2重構造により実現されています。LEDの波に押され、手作りの電球工房が数少なくなっていますが、まさに職人にしか作り出せない電球です。