米国発エースホテル(ACE HOTEL)が2019年秋、NTT都市開発と運営委託契約を結び、京都に日本初の「エースホテル京都」を開業する。場所は京都市中心部の商業施設「新風館」跡地に完成予定の複合商業施設内で、ホテルの他に飲食店や物販が20店舗入る予定。既存の新風館のすぐ隣に新規棟を建て、2〜7階をホテルとする。既存の新風館の2〜3階もホテル客室となる予定で、客室は合計213室になる。19年末のオープンを目指す。
「新風館」はNTT都市開発が運営した商業施設で、旧京都中央電話局の外観を生かして01年にオープンしたが、17年3月に閉館した。外観はそのままに建て替え工事を行い、隈研吾建築都市設計事務所がデザイン監修のもと、地上7階地下2階の複合商業施設に生まれ変わる。京都の町並みとの調和を意識し、外装にはルーバーや木組みを用いる。