ベルギー人デザイナー、マールテン・ヴァン・セーヴェレンが1992年にデザインしたアルミ製のチェア「CN° II」です。自身の工房MVSで製作されていた貴重なオリジナル品になります。
ヴィトラ社から発売されている.03(ゼロスリー)の原型ともなったモデル。アルミ素材のみで成り立っており、家具の気配を感じさせないその佇まいは、究極のミニマリズムと言えます。また、当時メーカーでの量産はされず、自身の工房で少量しか生産されなかったため、世界的に現存するオリジナル品は大変希少とされています。
アルミ素材特有の小キズやムラは見られますが雰囲気を損なうものではなく、2脚とも大変良好なコンディションを保っています。脚先のグライズも残っており、実用的にお使いいただけます。