あらためて見ると、団地はとても贅沢な敷地条件で建てられていることに気がつきます。
建物の間隔が広く、光や風がよく通り、たくさんの緑がある。現在ではなかなか実現が難しい、ゆとりのある住戸も多い。
もしかすると団地は、いま都市に住むための場所として最も賢い選択肢かもしれません。
MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトは、そんな団地の良さを見直し、優れた部分を上手に生かしながら、そこに無印良品が積み重ねてきた知恵や工夫をそっと掛け合わせて、これまでにない賃貸住宅をつくる活動です。
賃貸に愛着を持って長く丁寧に住みつないでいくことが、これからの日本の暮らしのスタンダードになってほしいと思います。