W650は'99年デビューのクラシカルモデル。φ39㎜フォーク+2.15-19/2.75-18インチホイールのオーソドックスな車体に並列直立2気筒エンジンを搭載し、カム駆動はベベルギヤ(傘歯車)+シャフトでクランク前側に一軸バランサーを持つことで、低中回転域では適度な鼓動感を確保、高回転域では不快な振動をキャンセルするという現代的な一面も合わせ持つ。'06年にはホイールのエアバルブを従来のストレートからL型にすることで整備性を向上させるなどの改良も行われた。'08年モデルはカラー変更が主だが、'08年3月にはヘッドライトステーやリヤショックカバーをめっき処理し、フォークアウターやリヤショックスプリングなどバフ仕上げしたした「クロームバージョン」も追加。ハンドルはアップとローの2仕様が全カラーに用意され、好みで選べる。
出典:http://www.bikebros.co.jp/catalog/4/60_2/spec/