Bedditによると、同システムは、人の心拍、呼吸パターン、ベッド内での動きなどの機械的な力を測定可能な高感度なセンサーを用いたバリストカルジオグラフィー[心弾動図記録法]を利用している。このセンサーは薄いフィルム状で片面が接着面になっていてマットレスにステッカーのように貼る。低電圧のUSB電源を使用するため電池は必要ない。
スマートフォンとはBluetoothで接続する。最近発売されたMisfit WearablesのShineなどのアクティビティートラッカーと同じだ。
アプリには使用者の睡眠状態のタイムラインが表示され眠りの質に応じてスコアが与えられる。同時に夜間のスマートフォンによる光と騒音も追跡し、それらが睡眠に影響を与えていないかどうかを調べる。眠りの浅い時間帯に起こすスマートアラームクロックも内蔵されている。アプリには、使用者の睡眠を改善するためのコーチングとヒントを与えることもできる。
Beddit使用者の多くは、自分の睡眠状態のデータを見て驚く、とLeppäkorpiは言った。
「人は一生の1/3をベッドの上で過ごすのに、実際どう眠っているかを殆ど知らない。殆どの人は自分がどう眠っているか ― よく眠ったか、よく眠れなかったか ― を知っていると思っている。しかし、大てい驚かされる。
同社はこれまで250万ドルをエンジェルおよび政府投資によって調達しており、本格的ベンチャーラウンドはまだ行っていない。